2021-04-22 第204回国会 参議院 環境委員会 第7号
中でも、水力に次いで発電効率の高い風力発電は、ブレードの風切り音や歯車が回る機械音、低周波音等の問題もありまして、陸地では、風況が良く人家も少ない山地の尾根筋というものが有力になっています。
中でも、水力に次いで発電効率の高い風力発電は、ブレードの風切り音や歯車が回る機械音、低周波音等の問題もありまして、陸地では、風況が良く人家も少ない山地の尾根筋というものが有力になっています。
また、対象区域は、保安林など、谷筋や尾根筋といった山林の国土保全、水源涵養などの公益的機能が高い地域も含まれます。エリートツリーによる植栽は、三十年という短伐期の皆伐が前提であり、水源涵養機能や土壌流出防止機能が回復しないまま、土砂崩れなどの災害が引き起こされる可能性があります。 第二に、本改正の特定植栽促進事業がCO2の吸収作用の保全及び強化という趣旨に沿っていないからです。
尾根筋や谷筋といった保安林を含めて主伐してしまえば、炭素の放出だけではなくて、災害防止、水源涵養、こうした公益的な機能が損なわれるのではないかと思いますが、いかがですか。
このために、森林法に基づきまして、今お話のありました保安林につきましては、指定目的に沿った指定施業要件を定め、さらに、その保安林を含む森林全体につきましては、森林計画体系の中で、山地災害防止機能の発揮など、森林が求められている機能に応じてゾーニングを行うとともに、尾根筋や谷筋に保護樹帯を設けるなど、伐採方法等の規範を定めております。
このようなルール、例えば一カ所当たりの皆伐面積を五ヘクタール以下にするとか、あるいは沢とか尾根筋とかに保残帯をしっかり残すとか、そういうふうなルールが決められているわけでございますので、そのようなルールを守らないで例えば伐採が行われたようなときとか、いろいろな違反の程度にはよるかと思いますけれども、そのような場合に取消しになり得るというふうに考えているところでございます。
次の問いに移りますが、国有林と民有林とを問わずの話ですけれども、これから利用期を迎える森林においては、水源地の確保、生物多様性の保全、さらには災害というんですかね、治山の観点からも、いわゆる尾根筋とか川筋とか急斜面などでは、伐採、植林の作業をする際には是非広葉樹林あるいは混交林の自然林に戻してほしいと私は思うんですけれども、そういうことを原則とすべきだという考えは結構山を守ろうという運動をされている
今、針広混交林の話もされましたが、今、私どもは少し尾根筋とそして沢のところについては、私も十五歳ぐらいから植林をしました、ですから少し植え過ぎてしまったなという反省はしていますが、やっぱり経済林という中で植林というものが一つの国の大事な仕事でもあったということで、やはりもう少し昔の方の知恵を参考にすればよかったのかなという反省も実はあります。
それから、尾根筋の土砂流出防止の防備保安林、これも伐採していると。土場も計画の五倍の面積を皆伐して、作業道でいうと八メートル幅、縦横無尽に造られていたわけですね。
これも中部山岳地帯ですけれども、尾根筋を通る非常に災害に強い道路になりますので、こういうものができてまいりますと代替輸送路の確保とか迂回路の確保という観点で多大な私は機能を災害時に発揮すると、そういうふうに判断をしております。
御承知のように、松というのは非常にやせた尾根筋の岩石の多い土によく生育する植物でありますけれども、これが富栄養化のためにかえってほかの植物あるいは下草との競争で敗れるということが指摘されているわけであります。 したがいまして、食糧に含まれている窒素、燐などの無機塩類を産出国に還元するという、そういう方策をいろいろ考える必要があろうかと思います。
それから、私は、東京の区部以外の最終処分場として西多摩郡の日の出がよく話題に上っておりますけれども、あそこの住民の方から頼まれまして、処分場というのは谷ですが、その周りの尾根筋の植物がおかしいというので見て回りました。
その林道整備が行われた箇所の中で、湿原地域が第二種の地域でございまして、それに至る尾根筋の区域は主として第三種の特別地域でございます。
それから、第二番目に、御当地の京都府で現在進行中の丹波広域基幹林道でありますが、これは民有林地帯を通す林道計画でありまして、尾根筋には極めて原生状態に近い植生が随所に残存しており、また、クマタカ等の猛禽類の生息、営巣が確認されているところであります。
植生としては、チシマザサ・ブナ群落やオオシラビソ群落が広く分布するほか、尾根筋にはハイマツ等が分布しています。また、ツキノワグマ等の哺乳類、ホシガラス等の鳥類等貴重な野生動物が生息するところでもあります。 十和田八幡平国立公園は、十和田湖を含む十和田地域と八幡平地域とから成り、総面積八万五千ヘクタールの我が国を代表する国立公園の一つであります。
○説明員(小林孝男君) 神奈川県が環境アセスメント審査を進める過程で専門家に調査を依頼した報告書を読ませていただきまして、その中で、シロウリガイ化石が事業計画予定地の南縁部の丘陵の尾根筋に沿って点々と露出する凝灰質砂岩の中に数カ所で密集して含まれ、そのうち最も密集する地点においては厚さ及び幅とも約一メートルにわたって両殻を閉じた自棲群集が見られると、こういうような報告を承知しております。
尾根筋に入り組みました平らな地域ということでございます。
ただ、よく例として言われます松でございますが、松の場合にはどちらかといいますと地味がやせている、あるいは砂質であるとか尾根筋とか、そういう土地条件の悪いところに植生をいたしますので、その場合には松についての保水力あるいは土壌流出防止機能というものは弱いということは言われておりますけれども、これは針葉樹が一般に持っている機能ではありませんで、むしろ松の生えている植生、土地条件というものにあろうかと思っております
しかしながら、やはり全般的に見ますと、広葉樹の方が針葉樹よりは耐火力が強うございますので、私ども指導としましては、道路の周辺とかあるいは尾根筋とかいうところにはできるだけ広葉樹林を残すような形で指導をしておるわけですが、民有林の場合にはどちらかと申しますと全般的に所有形態が零細なために、やはり〇・五ヘクタールとか一ヘクタールというふうな小面積に同一林齢の形あるいはヒノキが植えられるという例は御指摘のとおりございます
それから火災の現場を見てまいりますと、尾根筋等に防火帯道を設けることによって相当防げるというふうな教訓もございましたので、防火帯道の設置、これは二万メーターほどでございます。それから自動音声の警報機の重点配備というようなことを進めておるわけでございます。
今までの火災の現場を見てまいりますと、尾根筋に防火帯の道をつくることが防火線になると同時に、一朝の場合においてはそれが防除のための消防車その他が入れる道にもなるものですから、こういうふうなものをこれからつくっていこうということで指導したいと思います。
○説明員(鈴木郁雄君) 現在、保安林改良事業におきまして防火帯、防火線の設置をやっておりますが、これは尾根筋に約六メーターから十メーター程度の防火線を開きまして、その両側に十二メーター程度の防火帯を設ける、サンゴジュとかヤマモモとかツバキ、サザンカとか、こういったような防火樹種を植えていく、こういうことによりまして防火帯の設置を図っておるところでございます。
なお、先ほど申し上げましたように、皆伐面積が分散するということ、あるいはそれが小面積である、あるいは尾根筋等にそのような天然林を残して保全地帯を設ける、こういう方針をとっておるわけでありまして、先ほど御指摘ございました佐井の流域でございますが、調査いたしまして先生のお手元に差し上げた資料の流域を調べてみますと、三百八十ヘクタールございます。
国有林の、あるいは民有林等を含めましてのことでございますが、森林法に基づきます施業計画によりまして、具体的な伐採個所あるいは保安林あるいはそういう堰堤の施設、林道等につきましても計画いたしておるわけでございますが、特に国土保全という面につきましては、国有林等につきましても、小面積の伐採あるいは分散伐採するとか、谷筋、尾根筋等には天然林を残しておくとかいうようなこまかい施業等を展開いたしたい、こういうことで
「知られていない山」として出ておりますが、この大杉谷は、尾根筋で海抜が七百から八百くらいのところなんです。ところが、ブナの下にシャクナゲがあったり、この辺の関東地方あたりにある木の姿と非常に違った育ち方をしているのですね。一言で申しますと、四千ミリからの雨量のために、木がわれ先に上へ上へと伸びようと思って、関東地方ですとくねくねと曲がって伸びる木が、向こうでは一直線に二十メートルぐらい伸びる。
なお、私どもそういう伐採をいたします場合は、国有林は施業計画というものがございまして、その中で具体的に伐採、植林あるいは林道開設等が計画されておるわけでございますが、昨年の二月でございますか、新しい国有林の施業方針というのを打ち出しまして、今後皆伐いたします面積をなるべく小面積にいたしまして、しかも分散いたしまして、なお、切る場合にも尾根筋、谷筋等には天然林を三割程度は残していく、そのこと自体が植林
しかし、先ほどお答え申し上げましたように、そういう場合でございましても、尾根筋とか谷筋とかあるいは道路口というものにつきましては、なるべく天然林を残すことによって、森林の育成あるいは美観の維持ということは前から指導いたしているところでございます。
そして、われわれの民族は、二千年この方、そのようないわば宗教意識に、タブー意識にささえられて尾根筋であるとか、急斜面であるとか、水ぎわの弱い自然は残してきたわけでございます。 御承知のように、たまたまいま開発の問題になっております南は九州の志布志湾から北は青森県の下北に至るまで、白砂青松といわれる日本の松原は、だれがどのようにしてつくったか御存じでございますか。